COLUMN

内装や施工の知りたいが見つかる

物件契約後のありがちな落とし穴【B工事編】

2019.7.30

知っておきたい知識

A,B,C工事とは何かについて先日ご紹介しました。

それぞれの違いは① A工事はオーナー負担 ② B、C工事は借り主(お客様)負担になることから、B工事がある場合は、その見積もりが上がってきてから物件契約をするのがルール、とお伝えしました。

>A,B,C工事の違いについて

さてそんなA、B、C工事ですが、今回は実際にB工事で起きたトラブルについてご紹介したいと思います。

工事イラスト
B工事に予想外に費用がかかることも。契約前に必ず確認してほしいという話です。

梅田の一等地に建つビルにある「美容室の施工事例」

今回の物件は梅田の一等地に建つビルでした。

ビルの管理体制もしっかりしており、当然工事の区分も細かく分けられておりました。この事例では、防災設備工事がB工事にあたる工事項目でしたので(借り主負担)、借り主であったお客様は、内装工事業者と防災設備工事を別途として工事契約をしていました。

防災設備工事というのは、火事の際に水を天井から噴出させるスプリンクラーや、熱や煙を感知してくれる感知器を設置する工事のことを指します。ちなみに美容室の場合はこういった工事は頻繁に発生します。

B工事の見積もりを「待たずに契約」でトラブルへ

内装工事業者からの見積もりが予算内に納まったこと、また美容室のオープンまでの日程も詰まっていた為、B工事の見積もりを待たずに物件契約をしてしまったのです。

これが今回の最大の失敗点でした。

工事を進めていく段階で上がってきたB工事(防災設備工事)の見積もりは、通常の単価をはるかにオーバーする驚愕の400万円でした。

ここで強調してお伝えしておきたいのは、今回の防災設備工事は通常の相場で100万程度の内容だったということ。

それからすれば400万という金額は防災設備工事に400万円というのは桁違いに高額だったということです。

本来であれば物件を借りるのすらためらう金額であると思います。

しかしながら既に物件契約、内装工事契約も済み、且つ、内装工事も進んでしまっている状態でしたので、残された選択肢は金額交渉をして値引きをしてもらうことくらいしか残されていませんでした。

B工事にかかる費用は事前に確認が必要

いかがでしょうか、本来であれば工事前にB工事の金額を確認しておけば、まだ交渉の余地はあったかもしれませんね。

もしかするとその物件を借りるという選択肢も変更出来たかもしれません。

このような事例に陥ることが無いように、B工事にかかる費用は必ず事前に確認するようにしてください。

なおLargoにご相談いただいた場合は必ずB工事の有無をチェックさせていただいております。

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